ここ、下津井にはもうそこいら一帯、神様仏様だらけである。
まあもともと、岡山といえば、教派神道の金光教(おとなりさんですが)、黒住教はもちろん、天理教など各教フル装備が基本であり、かなりの宗教モザイク地域であり、下津井もご他聞にもれない充実ぶりなんですが。
祠とか、神棚的なところにひっそり佇む、神様も多いんですよね。
仏教的には、江戸時代に一時、池田家が邪宗門令に積極的だったこともあり、下津井は中世、真言宗で統一。
武士に人気の禅宗も、武士が主役になれない民間廻船の湊町ではいらんだろう、とされたらしく、大畠の向こう、砂走までいかないと、禅宗の寺も見つかりません。
近代中世で、かなりのカオスっぷりですが。
わしが知りたいのはその、さらにまえ。
そう、アニメ脳になった状態で
「オオワダツミはドラゴーン、サーペントッ、ムフフ」
と思いつつ、延喜式内社の神様調べよう、っていう狂人にとって。

以前、丸亀にあった、下津井にもある
「八大龍王の祠」
とか。

いわゆる、井戸のそばにある井戸神様が、水神様とかいわれたり、「竜神様」って言われるのに、まず、ビビッときますね。
まずここを調べておかないと、アニメ脳の呪縛がとれそうにないから(笑)。
竜・龍の字がつく神様、調べていこう、と。
てことで、それをちょっと調べ始めました。
まあざっくり申し上げて。
八大龍王も、井戸神様も、仏教ルーツであり、仏教ルーツであるってことは、こんぴらさん同様、インド神話に出てくる原型があり。
原型が、あのゲームでおなじみ
ナーガ
ってことに。
いかんまずい。アニメ脳が、ゲーム脳足して二で割っただけではないか。
迷走するわしの明神様研究は、すでに外堀で落ちて、もがいてる状態です。
本丸・日本神話にきりこむのは、いつの日か。
だけどだけど。
仏教ルーツの神様とか、八幡宮信仰のかたちを把握し、それらに塗り潰された「下の絵」である、神産み神話の時代の神様を調べる。
この手順自体は、間違っていないと思う。
まあ、こんなとこです。わし、もがく!
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