くどく言うこと。話が難解で、長いこと。
主に「何を遍照金剛遍照金剛ぬかしやがっとんなら!」と、話をさえぎるケースが多い。
これも、田之浦地区でよくきかれる、漁師言葉である。
ガイドの考察
下津井のほぼ全域が、真言宗の檀家地区であり、この言葉の源が「南無大師遍照金剛」からきていることは、まず間違いない。
とはいえ、この方言、おそらく江戸期からのものだろうし、その間、この言葉が行き交う檀家を抱えてきた、田之浦の弘泉寺の懐の深さを思ってしまう。
普通の住職なら、たぶんきれる。
注意
「遍照金剛遍照金剛ぬかすな」は、、使うタイミングによって、漫才のような面白さを出す。
今日では、その使い方が一般的であり、必ずしも、喧嘩を売るような意味を持つわけではない。
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