11月28日、高梁市の方で、天地無用!のファン感謝イベントと、新作OVAの制作発表が行われる。
高梁の町は、下津井と違う。
どう違うのかというと、少なくとも、その眼は外の人に向けられている。
鞆の浦と、気概は変わらないのだろう。
一方で、旧市街は
「過密集落の中の過疎」
であり。
せっかくお客さん呼びたい気概があっても、実質は
「山の上に、お客を持っていかれる」
お城だ。
じつは下津井と、抱える問題は共通しているのだ。
ちなみに、下津井にとっての山の上とは、鷲羽山展望台であり、ハイランドであり、ホテルである。
もちろん、相違点もある。
何より自治体の中心である高梁と今や漁村の下津井をどうこうする自体、頭が悪いという人もいるだろうが。
高梁が持つメリットデメリットをみれば、逆に下津井のメリットデメリットも見えてくる。
目の前に転がるメリットに酔ってしまうと、デメリットは見えないものだ。
やる気と力のある高梁ですら、抱える問題は根深く、まだ決定的な答えを見せてはいない。いわんや、下津井をや。
その中で少なくとも高梁は、ソフトコンテンツの活用を探っている。
高梁が仕掛ける天地無用!の活用に、正直自分は、希望をかけている。
先陣を切ってこれをやることが、いかに難しいことか身に染みた身として、心からおめでとうと、がんばって、を言いたい。
まあうちは地元の同意すら得られなかったわけだが。
成功のモデルは、うちの意識を、大きく変える可能性もある。
高梁という町を、鞆の浦と同様に、長船刀剣博物館と同様に、注目していきたいと思う。
抱える問題をいかに解くのか、勉強させてほしい。
学園都市の知恵は、将来、この漁村の未来をも、指し示すことになる。
などとかっこつけましたけどw
わしらのきっかけは、鷲羽ちゃんならこの状況では
「なーら、あんたたちがぜーんぶ持ってけばいいのよ天地無用!を」(CV:小林優子)
と言うだろういやそうに違いない、いやっほい鷲羽山に鷲羽ちゃんのなんか作ろうぜぇ、というモンでした。
そもそもあんまり考えてなかった気も、今となっては、する!
まあ、とりあえず希望をかけた証、チケット買いました。
マーケティングの一環として、高梁の町なかの様子も、見て回ろうと思ってます。
歴史マニアが備中松山城よりこっちを優先してるってことに、わし自身がびっくりです。
とりあえず、この作品がわしに与えた最大の効果、と言えますなあ。
てゆうか、ただオタに染まりはじめただけ?

にほんブログ村
スポンサーサイト